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パン屋開業までのあやぱんストーリー

こんにちは、あやぱん起業ストーリーへようこそ。 「なぜ私が、  ”幸せなパン屋”をしようと思ったの??」 についてです。 まずは、私の想いについて書きます。 少しお付き合いください。 私は、コックさんになるのが夢でした。 小学校3年生の時の文集に そう書いてました。 昔から、美味しいものを 作るのも食べるのも好きだったし でも、小学校6年生の時に コックさんだと食べていけないと思い(謎) かつ きっと私は美人じゃないしモテないから 結婚できないだろうと思い込んで 勉強していい大学に行って いい会社に行くんだと決心しました。 そして、高校へ進み、 大学へ進み。 大学は、 それでも食べることが好きだったから 農学部へ進学。 卒業論文は、梨のプロトンポンプの活性について。 バイオが流行ってたということもあり 実際の畑作業とか農業というものとは ちょっと離れた実験の世界でした。 そして、ひょんなことから 大阪の実家から自転車で 15分の会社に就職が決まったのに 大阪ではなく東京に配属。 大学卒業と同時に突然の一人暮らし。 どこかに留学したこともないし 洗濯もしたことない 高校生までは お店で自分で注文したことがないくらいの 箱入り娘(自分で言うた w) 5人家族でいつも賑やかだったのに 6畳1Kのマンションにぽつん一人。 マンションの前は 片側2車線の交通量のある道路。 大学の友達も近くにおらず 帰ってきても電気は点いてないし 当たり前に食べていた母の手作りご飯もない。 入社した会社は、 ITシステムを作る会社でした。 かなり大規模なシステム構築の プロジェクトに参画しました。 21時ならもう一仕事できるよね♪ 午前様が当たり前なプロジェクトでした。 若輩者ながら 大きな仕事を任せてもらって 充実感とやりがいを感じながらも 会社と家を往復するだけの日々。 最寄の地下鉄を 上がったところのスーパーで 30%オフになった 見切り品のお弁当を買って帰って 部屋で一人 レンジの「ブーン」という音を ぼーっと聞きながら 冷たくなった洗濯物を畳んだり お風呂を入れたり。 お米がまだ固くても 早くお腹を満たしたい。 味わうということから程遠い お腹を満たすだけでの日々でした。 『食べているものが人を作る』 そんな雑な食べ方をしている自分が とても嫌いでした。 その生活を続けて数年経った頃に、 会社の友達がパン教室の体験会に 誘ってくれました。 きっかけは、 友達が作った一つのパン。 焼きたてのパンは 食べてすごい美味しかったんですよね。 久しぶりに味がしたというか。 『パンてこんなに美味しかったんだ。。。』 その瞬間、視界に色がもどった。 友達の思いのこもったパンの美味しさに 癒されたのでしょうか。 ホッとしたのを覚えています。 それからパン教室に通って 自分が喜ぶことをする時間を 少しづつ増やしていきました。 美味しいものを食べて 自分に優しくすることで 他の人たちへ優しくできたり 自分が好きな自分でいられるようになりました。 そして、さらに数年が経ち 仕事でもキャリアを重ねて 余裕もできてきて 私生活でも充実した日々を過ごしていました。 しかし、まさかの (今は当然だと思ってるけど) 結婚すると思っていた彼氏と破局。 彼の望むような(と勝手に思ってた) いい奥さんになろうとか いい女でいようとか 結構頑張ってきてたのでしょう そんな思いが吹っ切れたんですね。 ゼロベースで考えた時に 「やりたいことをやろう」 ってすっーと自然に思えたんですよね。 そして、やりたいこと、 Facebookに焼いたパンを 嬉しそうにアップし始めました。 とっても小さな一歩です。 その時点では パン屋さんになるなんて思ってませんでした。 収入は同い年の男の子よりもらっているし 一部上場企業の肩書きもあるし 親を心配させたくない。 それを捨ててまでやることなの? このまま趣味で みんなに「ありがとう~」って言われて 会社と両立でいいやん。 って正直思ってました。 30代半ばになり 脂ののった働き盛りです。 会社で次世代リーダー育成のための ある研修に行くことになりました。 3年後のビジョンとか これからこの部をどうしていきたいのか?とか 私自身がどういう風になっていきたいのか?とか 事業部長や部長を始め偉い人たちが 本気で関わってくれて 本気になれない私は それはそれはもう苦痛の極みでした。 その場に合わせて 適当にごまかすこともできたでしょう。 でもその時に、知ってしまったんです。 自分の望む未来は この延長線上じゃないんだと。 そして、激務の中パンを作れない日々が続き 疲労がたたってか メンタル面でも鬱手前になり 持病の不整脈が悪化。 心臓手術をすることになりました。 手術明けのベッドでぼんやりと考えたんです。 自分の望む未来は この延長線上じゃないということは分かった。 じゃあ、どうしたいの?って思った時に 『食べた人が幸せになるような  美味しいパンを作りたいな』 って思ったんです。 そして、会社を辞めて あやぱん工房を始めました。 美味しいものって 人を幸せにする力があると信じてます。 そして、大切な人に分かち合いたくなるもの。 『たった一つの美味しいパンを食べてもらうこと』 それがかつての私のような 転機になればと思っています。 「あやぱんは幸せの味♪」 あやぱんを食べることで ふんわり優しく幸せな気持ちになれる人を 一人でも二人でも増やしたい。 あなたと あなたの隣の人をハッピーにする お手伝いをしたい。 そして、今は苦しくても 幸せのパンが巡り巡って どんどん「美味しいね」の連鎖で 幸せと分かち合いの世界を作っていけたら 一人から二人へ。 そして、 家庭から職場へ 職場からコミュニティへ コミュニティから世界へ。 それが、 私の夢であり 『想い』です。


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